先日3/4(日)をもちまして横浜美術館コレクション展が終了し、今回のきくたびプロジェクト横浜美術館コレクション編も終了いたしました。ご来場・ご視聴頂き、ありがとうございました!展覧会は終わりましたがきくたびの音声は公開し続けますので、展覧会に行くチャンスを逃してしまった方、会場で音声を聴けなかった方、もしよければ今からでも聴いてみてください。
https://www.youtube.com/channel/UCkaKqRrIAJ0N6F5u4CwpUHg
美術館で配布していた会場マップはこちらから。
https://drive.google.com/file/d/1ERcRTfjZVoPzu0kM9GO-fhnfLwp8CCTT/view
会場の様子(写真)はこちらにアップしました。
https://www.kikutabiproject.tumblr.com/yokohama_photo
WEBマガジン「創造都市横浜」 にきくたびプロジェクトへのインタビュー「演劇と美術が出会い、美術館の新たな楽しみかたを提案する「きくたびプロジェクト」」が掲載されました。音声公開から一ヵ月が経ち、改めてきくたびについて振り返っています。
https://yokohama-sozokaiwai.jp/things/17150.html
「演劇最強論-ing」の連載「この1ヶ月に観るべき・観たい作品を“ひとつだけ”選ぶなら」で、きくたびプロジェクトを取り上げていただきました。批評家・編集者・BricolaQ主宰の藤原ちからさんが推薦してくださっています。ありがとうございます。
キツキツのスケジュールでハシゴするよりも、たぶん、1日のんびり横浜で過ごすか〜、と心に決めてじっくりのんびり参加するほうが、きっと響く企画だと思う。展示されている美術作品の多くも、鑑賞者にスッと通り過ぎられるより、その場で佇んで対話してくれることを望んでいるだろう。
http://www.engekisaikyoron.net/hitotsudake_t_201802/
NHK横浜のFMラジオ「横浜サウンド☆クルーズ」できくたびプロジェクトを取り上げて頂きました。大石将弘と林建太、そして横浜美術館の岡崎智美さん(エデュケーター)が出演しています。
きくたびプロジェクトについて、どういう作品なのか、プロジェクトのもととなった「視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ」からどのように「きくたび」がうまれたのか、作品をどのように作ったのかなどについて話しています。
以下のリンクから視聴できます。
http://www.nhk.or.jp/yokohama/program/sc/popup/20180130.html
2018年2月25日(日)横浜美術館(横浜市西区)にて、「きくたびプロジェクト体験&アフターセッション」を開催します。「きくたびプロジェクト」(以下「きくたび」)は、演劇の力をかりながら、美術館でのいろいろな過ごし方や美術作品との出会いのきっかけになる「音声作品」をつくるプロジェクトです。2018年1月15日の公開日からたくさんの方に体験していただきました。そこでこのアフターセッションでは「きくたび」をもっと知りたい方へ、音声作品を制作したプロジェクトメンバーが美術館で過ごした時間、創作についてお話しいたします。そしてこのイベントでは、参加者の皆さんが「きくたび」の15の音声作品をどのように経験し、何を感じ考えたのかを共有・交換してみたいと思います。
もちろんまだご体験していない方ににも体験の時間を設けています。目のみえる、みえないに関わらずご参加いただけます。
参加希望の方はメールにてお申し込みください。皆さんの申し込みをおまちしております。
【場所】
横浜美術館コレクション展展示室及び円形フォーラム
【日時】
2018年2月25日(日)
未体験の方 11:30ー14:30
体験している方 13:00ー14:30
【対象者】
こんな方にオススメ
・ 「きくたびプロジェクト」に興味をお持ちの方
(まだ未体験の方もOKです。当日に体験の時間を設けています)
・音声作品を創作した俳優の話を聞いてみたい方
・体験した方の話を聞いてみたい方
・自分の体験を話してみたい方
【会の流れ】
当日は大きく3つのパートに分かれています。
11:30〜12:30 体験パート※特に未体験の方にオススメ
簡単なご案内のもと自由に「きくたび」の音声を聞いていただく時間
13:00〜13:30 トークパート
プロジェクトメンバーが音声作品をどんな風に創作したのかなど、きくたびプロジェクトについて語ります。(参加予定のメンバー:大石将弘、北村美岬、視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ)
13:30〜14:30 セッションパート
きくたびプロジェクトを聞いてくださった方の経験を聞かせてください。グループに分かれてセッションの時間を設けます。
※もちろん、みなさんの話を聞きたいだけという方も参加OKです。
【定員】
15名程度
※応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。
【参加費】
無料
【お申し込み方法】
アフターセッションには事前申し込みが必要です。メールの件名を「きくたびアフターセッション」とし、以下の7項目をおしらせください。
*駅から送迎が必要な方はその旨もご記入ください。
申込先:kikutabi.project@gmail.com
1、氏名(ふりがな)
2、年齢
3、電話連絡先(携帯電話など)
4、きくたびプロジェクトの音声作品をお聞き頂きましたか?
5、障害の有無と種別
6、当日同行する介助者の有無、盲導犬の有無
7、参加動機
【申し込み締め切り】
2018年2月20日(火)
応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。
抽選の結果は2月21日(水)にメールにてお知らせします。
【主催】
視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ
助成:アーツコミッション・ヨコハマ
協力:横浜美術館
【お問い合わせ先】
きくたびプロジェクト
kikutabi.project@gmail.com
(
写真:中島佑輔
)
「きくたびプロジェクト 横浜美術館コレクション編」の音声を公開しました!「きくたびプロジェクト Youtubeチャンネル」をご覧ください!全部で15本であわせて2時間、2時間であわせて15本!美術館で、またはご自宅から、お楽しみください。
例えば、こういった音声があったり、
または、こういう音声があったり、
または、こういう音声もあったり。
美術館にお越しの方にはコレクション展入口にて会場マップをお配りしています。進士遙さん(HP)のデザインで、とても素敵なパンフレットです。
音声の多くが美術館でもご自宅からでも 楽しめますが、最後の音声のように、横浜美術館の今回のコレクション展の作品の配置に対応した音声もありますので、お時間がある方はぜひ、横浜美術館に行って聴いてみてください。
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対象展覧会:「横浜美術館コレクション展 全部見せます!シュールな作品 シュルレアリスムの美術と写真」
会期:2017年12月9日(土) ~ 2018年3月4日(日)
開館時間:10時~18時
休館日:木曜日(ただし、2018年3月1日を除く)
主催:横浜美術館[公益財団法人横浜市芸術文化振興財団]
詳細は横浜美術館コレクション展HPをご覧ください。
http://yokohama.art.museum/exhibition/index/20171209-494.html
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◎Twitterハッシュタグ「 #きくたび」
◎きくたびプロジェクトウェブサイト
https://kikutabiproject.tumblr.com/
◎お問い合わせ
kikutabi.project@gmail.com
1月15日より「きくたびプロジェクト横浜美術館コレクション編」の音声を公開します!
音声はきくたびプロジェクトYoutubeチャンネルから。
横浜美術館の受付にて上掲の会場マップを配布しています!PDFはこちらからダウンロードできます。テキストデータをご希望の方はkikutabi.project@gmail.comまでご一報ください。
また今後の活動のためにもアンケートを実施しています。よろしければご感想をお聞かせください。ご回答はこちらから。
step.1
「横浜美術館コレクション展 全部見せます!シュールな作品 シュルレアリスムの美術と写真」に行く
step.2
お手持ちのデバイス(スマートフォンなど)で Youtube チャンネル「きくたびプロジェクト」にアクセスする
step.3
対象の作品の前まで移動し、再生する(※美術館内ではイヤホンをご使用ください)
プロジェクト名決定!
これまで「音声メディアプロジェクト(仮)」という呼び方だったプロジェクト名を、この度「きくたびプロジェクト」と名付けました。「きくたびプロジェクト」とは美術館や様々な場所で、演劇の力をかりてつくった音声を聞き、その場所の新たな見方を発見するプロジェクトです。
横浜美術館コレクション編では、3人の俳優、大石将弘、北村美岬、山内健司が音声づくりに取り組んでいます。
「きくたび」という言葉には、「旅」や、「度」という意味がこめられています。例えばある音声の中では作品が鑑賞者に語り始めるかもしれません、例えばある音声によって鑑賞者が見慣れたはずの風景が、見たことない風景に見えてくるかも知れません。
鑑賞者が耳を澄まし、目を凝らし、美術館の中を歩くその行為は、無数に生まれる「旅」と言えるかもしれません。そしてこの「音声」は聞く「度」ごとに違う発見があるかもしれません。目の見える人にとっても見えない人にとっても、美術館の中で様々な経験が生まれるような音声を作りたいと考えています。
現在進行中!プロジェクトレポート
今回のきくたびプロジェクトの対象となる展覧会「横浜美術館コレクション展 全部見せます!シュールな作品 シュルレアリスムの美術と写真」がいよいよ12月9日から横浜美術館で始まりました!プロジェクトメンバーは、毎日のように横浜美術館に通いながら、作品や作家、空間と向き合っています。今回の音声を創作するためにはリサーチは欠かせない作業です。メンバーはこんなリサーチを行っています。
①展覧会担当学芸員の解説を聞く
横浜美術館に協力をいただき担当学芸員の話を聞きました。
そもそも「シュルレアリスムとは何か?」やシュルレアリスト達の思考方法についての話を伺いました。また今回の展覧会を構成する11のテーマに沿って担当者の意図を聞きました。担当者の話からシュルレアリスト達が生きた時代がぐっと身近に感じられるようになりました。
②シュール遊びをやってみる
シュルレアリストたちは創作の過程で偶然性を取り入れた遊びのような作業を繰り返し新たなイメージを探っていたそうです。そこで私たちもシュール遊びと称して、オートマティスム、集団で一つの短歌や短い文章を作ってみるなどの遊びをやってみました。自分の意図を超えて思いもよらない文章が出来上がり、シュルレアリストの思考を少しだけ実感できた体験でした。
③資料にあたる
作品、作家のリサーチはもちろん、「横浜」という場所や美術館の歴史についても調べています。これまで記された資料(本、文献)を調べながら100年前の人が作った作品が、いまここ(横浜)にあるということ。その意味について私たちなりに考えています。「資料を調べる」とは単に文字情報を読むことではなく、情報をいかに身体化するかということでもあります。
④見える人/見えない人が一緒に話しながら作品を鑑賞する
展覧会オープン前には作品の印刷物をメンバーが鑑賞しました。印刷した作品を壁に貼りだし自分たちなりに展示して作品のタイトルをつける遊びも。展覧会がオープンした12月9日以降は、横浜美術館の展示室で直接作品を前にして自分の言葉で語ります。作品を複数でみることによって思いがけない自分以外の言葉にも出会います。そんな行為を繰り返し少しづつ「自分たちの言葉」が生まれます。
⑤展示室で路上観察
美術館の展示室はとてもユニークな空間です。
たくさんの壁の間を歩いてみると曲がりくねった路地をうねうねと進むよう。
そこで展示室を街に見立てて路上観察をやってみました。(路上観察とはメンバー各々が気になったことを集めて場所の面白さを多角的に探ってみる方法)普段は気にとめない空間の細部(天井や壁、光や影)や人の動き(来館者や監視員)などが目に入ってきます。この場所の魅力は作品だけでなく細かな部分が混ざり合っているのかもしれません。
こんな風にプロジェクトメンバーはときに格闘するように、ときに遊ぶようにリサーチを繰り返しています。このプロジェクトの特徴は複数のメンバーの視点を持ちよる点にあります。バラバラな経験をバラバラなままで、いかに場所の魅力を人に伝えることができるのか。そんなことを考えて作ったいくつかの「音声」がもうすぐ完成します!!
公開予定
きくたびプロジェクトで創作した音声作品は、2018年1月15日(月)に「きくたびプロジェクトYouTubeチャンネル」にて公開します。乞うご期待!
対象となる展覧会は「横浜美術館コレクション展 全部見せます!シュールな作品 シュルレアリスムの美術と写真」(2017年12月9日〜2018年3月4日)ぜひ「音声」とともに展覧会をお楽しみください!!
きくたびプロジェクトyoutubeチャンネルページ
横浜美術館コレクション編の予告動画公開中。3人の俳優の声が聞けます!
きくたびプロジェクトタンブラーページ
お問い合わせ
kikutabi.project@gmail.com
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作:大石将弘、北村美岬、山内健司
アドバイザー:石山律、佐藤朋子、橋爪亜衣子、山本博士
視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ
企画・制作:視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ
イラスト・デザイン:進士遙
写真:中島佑輔
主催:視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ
助成:アーツコミッション・ヨコハマ
協力:横浜美術館
プロジェクト名の「きくたび」には、「旅」と「度」の二つの意味をこめました。この「音声」を聞くと、見える人も見えない人も、きっといろんなことを想像したり、思い出したりするはずです。その体験は想像力を使ったちょっとした「旅」と言えるかもしれません。そしてこの「音声」を聞く「度」に違う発見があるかもしれません。
横浜美術館コレクション編で、みなさんと小さな旅をともにする3人の俳優(大石将弘、北村美岬、山内健司)の声が登場する予告動画ができました。ぜひ聞いてみてください!